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石垣島でわんの保護活動をしてます。 涙あり、笑いありのボランティア日記。 少々すっトボケてはおりますが、本人は至って真面目・・・なつもり!?
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あっしがテレビ観ながら昼メシを食べていたら、急に外の達がやかましく鳴き始めた
我が家は県道から一歩入った所にあるのだが、我が家へ通ずる道を車や人が入り込むや否や、外の達がすかさず吠えるようになっているので(その辺り、しっかり番犬の役目は果たしていると思ふみんなエライぞぉ~)、大概の場合は玄関のチャイムを聞く前に何者かが来た事を知る

・・・でもって、食べる手を休め窓から外を覗いてみると・・・


誰もいないし、車も見えない・・・

でも外の達は鳴き続けたままだ

再び窓から外をあちこち覗いてみると・・・


みっけ

peko3.jpg




ひもを付けたまま我が家へ遊びに来た(
近所のペコ











ペコはチワワが入っていそうなMixの超小型犬(体重は2.5~3.0kg位)で、実は我が家の長男坊・茶々丸の“元嫁”でもある

我が家が今の家に引越ししてきたばかりの時(まだ活動どころか『わんわんclub』すらも立ち上げていない頃)、今でこそを繋いでいる家がほとんどだが、その当時は近所には放し飼いにされウロつている達がゴロゴロしていた。

そんな中の散歩は容易ではなく、ウチだけが長男坊・茶々丸と次男坊・侘助をリードでお散歩させていたのだが、2頭を見つけると速攻走り寄って来る放し飼いのも多く、その度にケンカさせないようにするのに必死だったあっし

かと云って、ウチ以外は地元の人間ばかりで、新参者のあっし(我が家)がクレームなんか付けちゃった日にゃあ、その日から“村八分”にされるのは目に見えていただけに、ここは黙って耐え忍ぶしかなかった

実際、茶々丸と侘助をとあるお宅の前を散歩してした時、そこの家の放し飼いにされていた狩猟犬が飛び出してきていきなり侘助に食らい付いた

侘助は元々平和主義者でケンカが苦手である。
いきなり狩猟犬に太ももを噛み付かれパニックに陥った。
あっしは茶々丸を守りながらも、狩猟犬と侘助を放そうと必死だった。

そんな騒ぎを聞きつけて、家の中から狩猟犬の飼い主が現れた。
なんとか二人がかりで両方の犬達を引き離したが、侘助は太ももをかじられて流血し「ヒィヒィ~」鳴きながらビッコをひいて歩くのがやっとの状態。

ムカついたあっしは、狩猟犬の飼い主に「ウチもここを散歩をしますから、放し飼いにしないで下さい」と激しく抗議したところ、返って来た答えは「オマエがここを通るのが悪い二度と家の前の道を通るなっっ今度ここを通って何かあっても知らんぞっ」と謝るどころか、逆に脅される始末で・・・

怒りが頂点に達したあっしは売り言葉に買い言葉で「県道を通るなってあんた正気かそっかい今回怪我させられた治療費はもちろん、慰謝料もキッチリあんたに請求してやるからっっ」と捨て台詞を残して帰ってきた次第だった。(今でこそ棺おけに片方足を突っ込んでいるようなばぁさんになったものの、今から14~5年前でまだ若かったあっしはケンカっ早くもあったのは確かで・・・反省

家に戻って事の顛末をウチの相棒に話した所「長くここに住もうと思うならば、例えどんなに相手が非常識な事を云って来たとしても決して相手にせず、また間違っても地元の人間とケンカはしちゃダメ」と、強く諭された

むろん納得など出来るハズもなかったが、田舎に住むって云うのはそう云うことなんだなぁ~・・・と

その後も同じような出来事が沢山あり、それでもあっしは文句の一つも云えず、ただただ黙って耐え忍ぶしかなかった・・・今思い出しても、あ~もぉ腹ただしいったらありゃしない

そんなある日、茶々丸と侘助の散歩が終わり玄関先に繋いでいた所、発情期のペコが茶々丸に近づいてきて
あっと言う間にめでたくも“結婚が成立”してしまったのである

その時にあっしはと云うと、洗面所で足を拭くための雑巾を準備していたのだが、外に出て茶々丸とペコがくっ付いているのを見て卒倒しそうになったのは云うまでもない

ある程度の時間が経ち、飼い主宅へ連れて行って事情を説明した所、やはりペコの飼い主から「アンタんところで責任取ってよねっっ」と、ここでも逆ギレされた。

それでもあっしは文句の一つも云えず、ただただ耐え忍ぶしかなかった

ペコは侘助が去勢済みだった事から侘助には一切の興味を示さず、最初から茶々丸狙いだったようだ。
密かに後をつけてきて、あっしが家の中に入ったのを見計らって茶々丸に近づいたのだ。
茶々丸は去勢をするこ事によってホルモンのバランスが崩れ皮膚病になる可能性が高いと動物病院の先生に指摘された事からその頃は手術を受けていなかった。(石垣の病院はもちろん、東京の病院でも同じ事を云われた

しかしこの事をキッカケに泣く泣く手術を受けさせたのだが、案の定、それ以降長年に渡り定期的な「全身カイカイ」に悩まされる羽目となった。

・・・で、その結果、ペコはご懐妊・・・その時に生まれた子の1頭が我が家の三男坊・竹蔵(享年7)だった。


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茶々丸とペコの愛の結晶・竹蔵(享年7)

両親より早く死んぢゃうなんて・・・ホント親不孝なヤツめっっ






そんな訳で、ペコも茶々丸とほぼ一緒の年齢だから、現時点でたぶん14~15歳にはなっているハズ。
でも茶々丸同様、まだまだ元気にときたまこうしてウロついては我が家までやって来るのだ

我が家にやってくる度に飼い主の家へ連れて行くのだが、それでも悪びれる事無く「あっ、そうだった~」の一言で終わり。。。
ハハハ(乾いた笑い)参った、参った

今回ビックリして腰を抜かしそうになったのは、ペコに付いているダニの数がハンパでなく、このままにしておいたらそれこそ貧血状態に陥り死んでしまうのは時間の問題ではないかと思われるほどの量であった。

飼い主にその旨話した所「牛用のダニの薬はつけたけれど、薬が強すぎるのか背中の毛がズルっと抜けてしまった。
でもダニはぜんぜん死ななくってよ~」だと

年中カイカイしているペコを見てると辛そうで、これ以上見ていられなかったので飼い主に了承を得て再び我が家へ連れて行きその場でシャンプー&カット・・・その後は時間の許す限りダニ取りに没頭した。

13時半位から始めて保護わん達のご飯&お散歩に取り掛かる17時ギリギリまで粘ったが、それでもダニを取り尽くす事が出来ずこの日は断念・・・また近々連れてきて残りのダニを取りきるつもりである。


大小織り交ぜたダニは、ペコの身体だけに留まらず指と指の間にはもちろんの事、両耳の中にもグワ~っといてこれを見た途端、体中ダニに被い尽くされていたペコはさぞかし辛かっただろうなぁ~・・・と不憫に思えて仕方がなかった

ダニの薬をつけたとは云え(しかも牛用・・・)、これだけのダニをくっ付いたまま放置している飼い主(近所の人だけど・・・)に対し怒りを通り越し、ただ呆れる思いなのだが、これが石垣島の現実であり、良くある光景でもあるのだ。

内地に住んでいる方々には到底理解できない事と思うが、そんな中での保護活動は尋常でない状況下で行なわれている事も理解して欲しいと思ふ。


peko1.jpg




シャンプー&カット(ダニ取り)も終えて、ひとまずキレイさっぱりとしたペコ・・・
でもまた近い内に残りのダニも取らないとね。。。












               


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性別:
女性
自己紹介:
東京生まれの東京育ち
・・・が何を思ったか、1993年に突然(?)石垣に移り住む。

1999年 
わんの保護活動を目的とした『わんわんclub』を個人的に立ち上げる(・・・でもって、未だに一人きり・・・って、一体どう言うこっちゃ!?)

かに座
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怠け者でものぐさなあっし・・・ブログ更新もまめには出来ないと思うので、1週間に1度位の割合で覗きに来て下せいやし☆
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