石垣島でわんの保護活動をしてます。
涙あり、笑いありのボランティア日記。
少々すっトボケてはおりますが、本人は至って真面目・・・なつもり!?
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気がついたらとっくのとうに4月に入っていた・・・しかも、もう残り何日もないぢゃないかっっ
・・・って言うか、あさってからゴールデンウィークに突入だよっっ
・・・自分の頭の中ではまだ3月位のつもりだったのに。。。
(何を今更寝ぼけた事を言ってやがるんでぃ
)
ちょうど1年前の今頃、1頭の成犬を保護した。(・・・と言うより、保護させられたと言った方が正しいかも
)
その子は、ウチの近所のビーチに捨てられていた。
そこは冬の間、ダイビングショップの船着場にもなっている場所でもある
とりあえず、その子の仮の名前を“紬(つむぎ)”と名付けた。

あたいの名前は“紬(つむぎ)”・・・
(2006/04に撮影
したもの)
この頃から笑顔に定評あり
ある日知り合いのダイビングショップのオーナーが「2日位前から、陸揚げされている船に犬が繋がれている・・・たぶん誰かが連れて来て捨てて行ったんじゃないかなぁ~と思うんだけど。。。
1日目はずーっとキャンキャン大騒ぎしてたけれど、昨日の夕方ダイビングから戻ってきた頃には、なんだか元気が無かった。繋がれっぱなしで、ご飯も食べてないからかも知れない。でも今朝は他のショップの人間がお弁当の残りをあげてたから・・・
」って、(どうして気が付いていながら、何らかの形でアンタが手を差し伸べてあげないんだ
)と少々不満に思いつつも、話を聞いた翌日早速その場所へ見に行った

・・・がしかし、そこにはすでにその子の姿はなかった。。。


きっと、どこかのダイビングショップの人間が不憫に思い放したのかもしれない。
もしかしたらその辺りをウロついているかもしれない・・・と、周辺を一通り見回ってみたが、結局それらしき子は見つからなかったので、その場は一旦引き上げる事にした。
それからと言うものは、保護わん達のお散歩の度に、それらしき子の姿がないかをいつも周囲に目を配る毎日だった
・・・が、なかなかあっしの前に現れる事はなかった
2日が経ち、3日が経ち・・・そして1週間が過ぎようとしていた頃、保護わん達の朝の散歩の最中、いつものキビ畑の中をテケテケ歩いていたら

・・・な、なんと、目の前をこれでもかって位キッチャナーイ
わんこが走り去って行くではないか

ダイビングショップのオーナーから先日の子の大方の容姿を聞いていたあっしは、瞬時にその子と判断し捕獲作戦を実行

とりあえずお散歩していた子達を家に連れて帰り、そのまま車を走らせて
その子を発見した近辺を捜索
するとさっき見つけた場所からさほど離れていない場所で、その子がポツンといるではないかっっ
車から降り、その子のいる方へソロリソロリと近づいて「こっちおいでぇ~
」と優しく(
気色わるいが・・・
)声をかけてみた
あっしの姿を見るやいなや、一瞬怯んで逃げ出すそぶりは見せたものの、その反面あっしにも興味はあるらしく、中途半端に尻尾をプリプリとふっていた。
(これはなんとかなるぞっ
)と言う確信のもと、用意していたおやつで更に追い討ちを・・・すると半腰抜け状態でこっちへ近づいてきて、恐る恐るおやつを食べ始めたではないか
しばらくそのまま何もせず一緒にいてあげて、少しだけ心開いてきた所を見計らって、一瞬の内にパッと抱っこして車に乗せ家へ連れて帰った。
その足ですぐさまシャンプーをしたのだが、濡れネズミになった姿はあばら骨が浮き出たガリガリちゃんそのものだった。(きっとあれから何日もの間、まともに食べてなかったんだね・・・
)
それが、紬との出会いだった。。。
紬は生まれ持った美貌はさる事ながら(これまた笑顔が超可愛い~
)、とても賢い子だった。
保護した当時は躾らしい躾は何一つされていなかった紬・・・ウチの環境に慣れるにしたがって少しずつ「オスワリ」「お手」「待て」などを教えていったのだが、だいたいは1~2回教えると次回からはパッと出来るようになっていた
それ以外にも、あっし
が教えてもないのに勝手にやっていた技は“チョーダイ、チョーダイ”(タッチして前足を重ねるようにして前に突き出し上下にパタパタとゆする動作・・・特に食べ物を目の前にすると良くやっていた)。
後は、人が大好きだったので、遊んで欲しい時や構って欲しい時は“降参ポーズ”をとり、片足で「おいでおいで」をしたりと・・・とにかくアピール上手な子でもあった。
大きさも10kgあるかないかの“柴犬サイズ”でもあり、飼い易さから言っても「文句なしの子
」・・・のハズだったが、神様は「天は二物を与える」事はなかった
・・・やっぱし
そうなのだ
、ヤツ(
このバヤイ“紬”)の唯一の弱点は“落ち着きの無さ”だった
それもハンパでなく・・・
「これで紬の将来はちーぃとばかし薄暗くなっちまったよ、まったく
」と、舌打ちの一つでもしたくなる位の落ち着きのなさの紬
なのであったのダ

笑顔
だったら誰にも負けないもんね
(2007/04に撮影
したもの)
Ⅰさん宅にて・・・笑顔は健在
そしてなんだかんだと日々忙しくしているうちに、紬を保護して1年が経とうかと言うある日、以前ペットシッターとしてお預かりした事のある“とらちゃん”の飼い主・Ⅰさん
から久しぶりに電話があった。
聞けば昨年の8月に不慮の事故で“とらちゃん”が虹の橋
を渡って行ってしまったとの事
しばらくの間はペットロス状態で毎日悲しく寂しい思いをされていたが、今年に入り(やはりわんに対する悲しみはわんからでないと癒されない)と気付き、わんわんclubに連絡を下さった・・・と言う訳だったのだ

条件としては・・・、①中型の雑種 ②立ち耳 ③メス そして、Ⅰさんご夫妻が共働きと言う事もあり、子犬よりは成犬を・・・と言うご希望だった。
・・・でもって、その条件にピッタンコカンカン(あっしの頃は“久米宏のピッタシカンカン”だったけどね・・・
)だったのが、まさに紬であった
ご夫妻は早速わんわんclubを訪ねて、紬を見るなり「可愛い~
」と大絶賛
(・・・って言うか、その前に「里親募集」の記事もチェックして下さっていたけど・・・
)
そのまま1週間の“トライアル期間”に突入・・・しかし1週間を待たずして早くも正式に決定と言う運びとなった
名前も「紬」
「りん」になった

「今、りんがきて一ヶ月、旦那はデレデレとなり、わたしは元気に庭にリンが居てくれると安心し元気になれます。
ほんに、ありがとうごぜいますだぁぁぁぁーーーーー
一時はアンラッキーな思いをした“りん”だったけど、結果的には大きな大きなラッキー
を自らの手で掴む事が出来てホント良かったと思うよ、うんうん

兎にも角にも、めでたし、めでたし・・・




まずは今後の“りん”の幸せを祝して、一杯位
だったらこのてやんでぇのヤロー
に付き合ってやってもいいぜっ
と言う奇特な方はコチラもポチッとお願いします・・・ヒック







ちょうど1年前の今頃、1頭の成犬を保護した。(・・・と言うより、保護させられたと言った方が正しいかも

その子は、ウチの近所のビーチに捨てられていた。
そこは冬の間、ダイビングショップの船着場にもなっている場所でもある

とりあえず、その子の仮の名前を“紬(つむぎ)”と名付けた。
あたいの名前は“紬(つむぎ)”・・・

(2006/04に撮影

この頃から笑顔に定評あり

ある日知り合いのダイビングショップのオーナーが「2日位前から、陸揚げされている船に犬が繋がれている・・・たぶん誰かが連れて来て捨てて行ったんじゃないかなぁ~と思うんだけど。。。
1日目はずーっとキャンキャン大騒ぎしてたけれど、昨日の夕方ダイビングから戻ってきた頃には、なんだか元気が無かった。繋がれっぱなしで、ご飯も食べてないからかも知れない。でも今朝は他のショップの人間がお弁当の残りをあげてたから・・・




・・・がしかし、そこにはすでにその子の姿はなかった。。。



きっと、どこかのダイビングショップの人間が不憫に思い放したのかもしれない。
もしかしたらその辺りをウロついているかもしれない・・・と、周辺を一通り見回ってみたが、結局それらしき子は見つからなかったので、その場は一旦引き上げる事にした。
それからと言うものは、保護わん達のお散歩の度に、それらしき子の姿がないかをいつも周囲に目を配る毎日だった


2日が経ち、3日が経ち・・・そして1週間が過ぎようとしていた頃、保護わん達の朝の散歩の最中、いつものキビ畑の中をテケテケ歩いていたら






ダイビングショップのオーナーから先日の子の大方の容姿を聞いていたあっしは、瞬時にその子と判断し捕獲作戦を実行


とりあえずお散歩していた子達を家に連れて帰り、そのまま車を走らせて



するとさっき見つけた場所からさほど離れていない場所で、その子がポツンといるではないかっっ

車から降り、その子のいる方へソロリソロリと近づいて「こっちおいでぇ~




あっしの姿を見るやいなや、一瞬怯んで逃げ出すそぶりは見せたものの、その反面あっしにも興味はあるらしく、中途半端に尻尾をプリプリとふっていた。
(これはなんとかなるぞっ



しばらくそのまま何もせず一緒にいてあげて、少しだけ心開いてきた所を見計らって、一瞬の内にパッと抱っこして車に乗せ家へ連れて帰った。
その足ですぐさまシャンプーをしたのだが、濡れネズミになった姿はあばら骨が浮き出たガリガリちゃんそのものだった。(きっとあれから何日もの間、まともに食べてなかったんだね・・・

それが、紬との出会いだった。。。
紬は生まれ持った美貌はさる事ながら(これまた笑顔が超可愛い~


保護した当時は躾らしい躾は何一つされていなかった紬・・・ウチの環境に慣れるにしたがって少しずつ「オスワリ」「お手」「待て」などを教えていったのだが、だいたいは1~2回教えると次回からはパッと出来るようになっていた

それ以外にも、あっし

後は、人が大好きだったので、遊んで欲しい時や構って欲しい時は“降参ポーズ”をとり、片足で「おいでおいで」をしたりと・・・とにかくアピール上手な子でもあった。
大きさも10kgあるかないかの“柴犬サイズ”でもあり、飼い易さから言っても「文句なしの子




そうなのだ



それもハンパでなく・・・




笑顔


(2007/04に撮影

Ⅰさん宅にて・・・笑顔は健在

そしてなんだかんだと日々忙しくしているうちに、紬を保護して1年が経とうかと言うある日、以前ペットシッターとしてお預かりした事のある“とらちゃん”の飼い主・Ⅰさん

聞けば昨年の8月に不慮の事故で“とらちゃん”が虹の橋


しばらくの間はペットロス状態で毎日悲しく寂しい思いをされていたが、今年に入り(やはりわんに対する悲しみはわんからでないと癒されない)と気付き、わんわんclubに連絡を下さった・・・と言う訳だったのだ


条件としては・・・、①中型の雑種 ②立ち耳 ③メス そして、Ⅰさんご夫妻が共働きと言う事もあり、子犬よりは成犬を・・・と言うご希望だった。
・・・でもって、その条件にピッタンコカンカン(あっしの頃は“久米宏のピッタシカンカン”だったけどね・・・


ご夫妻は早速わんわんclubを訪ねて、紬を見るなり「可愛い~



そのまま1週間の“トライアル期間”に突入・・・しかし1週間を待たずして早くも正式に決定と言う運びとなった

名前も「紬」



「今、りんがきて一ヶ月、旦那はデレデレとなり、わたしは元気に庭にリンが居てくれると安心し元気になれます。
小さい頃からどんな育ち方をしてきたのか分りませんが、りんは甘えん坊で、でも上手に甘えることができず、テンションをあげすぎたり
びびりだったりするリンが我が家の一員になってくれて本当にうれしい気持ちでいっぱいです。
もう、リンも私達も悲しい思いをしなくていいよう、リンを精一杯大切にしますね。」
先日送って下さったメール
に書かれていた言葉・・・里親Ⅰさんのお人柄がアチコチにあふれ出ていて胸にズン
と来る内容だった。

ほんのちょっとの間にとっても良い顔つきになってきたね

現在は、昼間はお外、夜はお家の中・・・と、とっても快適な生活を送ってましゅ


心配していたヤツ(
しつこい様だが、このバヤイ“紬”あらため“りん”)の唯一の弱点“落ち着きの無さ”も恐る恐る聞いてみたが、前わん・トラちゃんも負けず劣らずの“落ち着きの無さ”だったらしく、りんの“落ち着きの無さ”は可愛いもんだ
と笑って答えて下さった・・・Ⅰさんてば、なんて太っ腹で優しい方なんだぁぁぁぁーーーーー

先日送って下さったメール








心配していたヤツ(




ほんに、ありがとうごぜいますだぁぁぁぁーーーーー

一時はアンラッキーな思いをした“りん”だったけど、結果的には大きな大きなラッキー



兎にも角にも、めでたし、めでたし・・・




まずは今後の“りん”の幸せを祝して、一杯位






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ご丁寧に・・・
petvisionさん
我がブログへようこそ!
なんせ頭の中がこんな
感じの私だから難しい事はサッパリ
・・・だもんで、とりあえず、目の前に現れる問題とひたすら向き合っている毎日です。
今後ともご贔屓に。。。
我がブログへようこそ!
なんせ頭の中がこんな


今後ともご贔屓に。。。
はじめまして。
このたびは最近ますます太っ腹な(意味違?)妹夫婦にりんちゃんをご紹介くださりありがとうございました。
昨年のGWに石垣の海で前犬とらと楽しい日々を過ごしてから1年。
その間にとても悲しい事故でとらが逝ってしまったことは、遠く離れている私たち家族にも大変ショックな出来事でした。
妹夫婦の悲しみはとても大きく、電話でしか、言葉でしか慰めてやれないことが辛くもありました。
そんな中管理人様のおかげでりんちゃんに出会った妹夫婦。
「新しい家族です」と写メが送られてきたのは出会ったその日。
1日目の夜、泣き続けるりんに静かに語りかける義弟(笑)
初めてのお留守番の日、昼休みを1時間延ばして様子を見に帰る妹。
日に日に落ち着き慣れてくるりんちゃんの様子を嬉しそうに知らせてくる様子に、ほっと胸をなでおろしていました。
たくさんの犬を助ける活動をされている管理人さんとりんちゃんに、妹夫婦を助けていただきました。
本当にありがとうございました。
今年のGWは行けないけど、りんちゃんに会うのが私たち家族もとても楽しみです。
これからもご活躍をお祈りしています。
昨年のGWに石垣の海で前犬とらと楽しい日々を過ごしてから1年。
その間にとても悲しい事故でとらが逝ってしまったことは、遠く離れている私たち家族にも大変ショックな出来事でした。
妹夫婦の悲しみはとても大きく、電話でしか、言葉でしか慰めてやれないことが辛くもありました。
そんな中管理人様のおかげでりんちゃんに出会った妹夫婦。
「新しい家族です」と写メが送られてきたのは出会ったその日。
1日目の夜、泣き続けるりんに静かに語りかける義弟(笑)
初めてのお留守番の日、昼休みを1時間延ばして様子を見に帰る妹。
日に日に落ち着き慣れてくるりんちゃんの様子を嬉しそうに知らせてくる様子に、ほっと胸をなでおろしていました。
たくさんの犬を助ける活動をされている管理人さんとりんちゃんに、妹夫婦を助けていただきました。
本当にありがとうございました。
今年のGWは行けないけど、りんちゃんに会うのが私たち家族もとても楽しみです。
これからもご活躍をお祈りしています。
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HN:
てやんでぃべらぼうめ!
HP:
性別:
女性
自己紹介:
東京生まれの東京育ち
・・・が何を思ったか、1993年に突然(?)石垣に移り住む。
1999年
わんの保護活動を目的とした『わんわんclub』を個人的に立ち上げる(・・・でもって、未だに一人きり・・・って、一体どう言うこっちゃ!?)
かに座
O型
怠け者でものぐさなあっし・・・ブログ更新もまめには出来ないと思うので、1週間に1度位の割合で覗きに来て下せいやし☆
・・・が何を思ったか、1993年に突然(?)石垣に移り住む。
1999年
わんの保護活動を目的とした『わんわんclub』を個人的に立ち上げる(・・・でもって、未だに一人きり・・・って、一体どう言うこっちゃ!?)
かに座
O型
怠け者でものぐさなあっし・・・ブログ更新もまめには出来ないと思うので、1週間に1度位の割合で覗きに来て下せいやし☆
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