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写真のこの子(仮名:誉)があっしのもとへやって来たのは10月の半ばだった。
超ラブリーな笑顔がチャームポイント
あっしが家で昼メシを食べていたら、外にいる保護わん達が急に騒ぎ始めたので、部屋から外を覗いてみると・・・我が家に入ってくるスーパーカブに乗った男の姿が。。。
(うーん、見かけない顔だが・・・一体誰だ)
いぶかしげに思いながら外へ出てみると、バイクから降りたその人物が開口一番・・・
「お宅の近くのお店で聞いてきました。
自分が『犬の飼い主を探している』と話すると、こちらで犬を飼い主を探してくれるからって・・・この犬を引き取ってもらえませんか」
ピキピキピキッ
「な、なにをーーーーー」
自分の中で血管がキレる音がした。
怒りの矛先として、まずはこの人物に対し・・・
・アポなしでいきなり人のへやって来る非常識さ
・悪びれず「引き取ってくれ」と申し出る図々しさ
・犬の扱い方をまったく知らない無知さ
・人の都合を考えず、自分のペースで物事を一方的に運ぼうとする無神経さ
もちろん、この人物には来た直後に説教を垂れさせて頂いた
そして、我が家の事をペラペラとしゃっべってしまったお店に対しては・・・
・例えば、第3者にあっしの名前・住所・電話番号・家の場所などを教える場合は、まずは教える側の人間があっしに連絡を取り「こう言う人がいるんだけど、お宅を紹介しても良いか}との了承を得るべきで、そこであっしから「OK」サインが出たら初めてその第3者に教えるのが常識だと思うのだが。。。
それが世間的にうるさく規制がかけられている“個人情報”ってもんなんぢゃないのかぃ
もちろん、こちらもすぐに店主に電話でクレームを入れて、今後はこのような事がないようにと約束をさせた
一言申し上げておくと、あっしの所はお店として家の入り口に看板を掲げている訳ではない
当然、開店時間もなければ閉店時間も設けていない。
ごくごく一般的な家なのだ。
ただ単にあっしがわんの保護活動をしていると云うだけで、こうも次から次へとアポなしで我が家を訪れてくるヤツらの数が一向に減らないのは何ゆえ
そう
上記のように、人の知らない所でウチに関する情報等を、あれやこれやと噂を交えペラペラと喋ってしまう輩達がまだ他にも沢山いるからなのだ
(その昔、それまで会った事も関わった事もなく、今後もなんの関係も持ちそうもない人物から「わたしの知り合いが云ってけど、お宅って道を歩いている犬を見つけてはウチへ連れて帰って来て、欲しいと云う人達にはその犬を売ってるんだってね。」と言われた事がある・・・この『私の知り合い』って云うのが一番のクセモノで、大概『私の知り合い』自体が存在してないか、はたまた『私の知り合い』もウチとはなーんの関わりもない輩達がほとんどなのだ小さな島だけに噂話や情報の広がりの早さには驚く事が多々ある)
あっしだって昼になればご飯だってを食べるし、汗をかけばシャワーだって浴びる、30分でも時間があればちょいと横になって休息だって取りたい
普段あっしのやっている活動ってぇヤツはかなりエネルギーを消耗する内容なだけに、せめて我が家にいる時位は静かにひっそりと暮らしてたい(普通は誰でもそうだと思うんだが・・・)
しかし訪れてくる側の連中は一様に、そんなコッチの都合なんてぇのは関係なしで突然やって来て、人の大切にしているプライベートゾーンに土足でドタドタと踏み込んでくるのだ。
またそう云う奴らに限って「自分だけ・・・」と思っている。
その「自分だけ・・・」と思ってやって来る連中がどんだけ多いかなんて事は頭の隅にも置いてないだけに余計始末におえない。
だからと云ってあっしだって鬼ではないからして(それに限りなく近いものはあるが・・・)絶対に何が何でも「ウチへ来るなっっ」と云ってる訳ではない。
もし直接用件があるのであれば、訪れる前にせめて電話なりメールの1本を入れてアポイントメントを取って欲しい・・・ただそれだけである(実に簡単な事なんだけどね)
えーーーっと
怒りのあまり、だいぶ話が横道に逸れてしまったが・・・
そのスーパーカブで来た人物に一通り説教を垂れ終え少し気が済んだあっしだったが、ふと見ると後ろ座席にはダンボールの中でプルプル震えるチビわんの姿が・・・そーっと覗き込んでみてると、その人物はチビわんを出そうとおもむろに首輪を掴みチビわん持ち上げ始めた・・・当然チビわんは首吊り状態・・・私は反射的に「子犬に対してなんて持ち方をしてるんですかっっ」と再び怒りが湧き上がりついつい声を荒げてしまった
あーいかん、いかん・・・今度は本当に血管が切れてしまう
来た者(しかもチビ付きだし・・・)をむげに追い返すのも酷でもあるので、一応その人物から話を聞いてみる事に。。。
なんでも・・・
その人物は、現在石垣島にて長期滞在中。
宿は素泊まりの宿に泊り込んでいる。
そんな中、生まれて1ヶ月のチビ達5頭を抱えた親子のわんを保護してしまった。
当然、宿では置いて貰う事は出来ず、困り果てながらも色々とあたってみた所、すぐ近くの寺の敷地内で親子共々置かせてもらえる事になった。
この間に3頭のチビわんに新たなる飼い主が現れ、残りは母親とチビわん2頭のみ・・・その内の1頭も候補者が現れ、このままで行けば最後のチビわん1頭にも新たなる飼い主が見つかるのも時間の問題かと思われた
ここまではとてもほのぼのして誰が聞いても心温まる話であったし、保護した人物&親子を置いてくれた寺の住職の優しさに、感謝感激雨あられもんであったのだが・・・
その直後、母親が謎の死を遂げる。
保護した人物は不審に思いながらも、最後に残ったチビわんの世話は続けていた。
その内にチビわんの様子が日々変わってきてる事に気づく。
その前からと思うことは時々あったのだが、しかしお願いしている身であるでもあり、直接その寺の住職に聞く事も出来ず、気が付いてながらあえて気づかぬふりをしていた。
しかし・・・
ある朝、保護した人物が寺に行くと・・・住職がチビわんを『ハエ叩き』でバシバシ叩いてる所を偶然見てしまった。
人物「何をしてるんですかっっ」
住職「躾の為だ」
人物「躾の為と云ってもこんな生後2ヶ月も経たない子犬ですよっっ」
住職「今度の日曜日に『結願祭』があるんで、明日中にはこの犬をどこか連れてってくれ」
それだけを云い残し、住職はチャッチャとその場から去って行ったらしい・・・
なんてことはない・・・その寺の住職は単なる『虐待好きな生臭坊主』なだけだったのだ
人物が見て見ぬふりをしていた事も、実はとっくのとうに虐待に合っていた親子の変化に気が付いていたのだ。
人物は住職に対し文句の一つも言えず、そして仕方なくチビわんをバイクの後ろに乗せて置いてもらえそうな所を探し回っている内に、あっしの所へたどり着いたって訳なのだ
「わかりました。今週1週間だけ、私の所で預かります。その間に他で預かってもらえそうな所を探して下さい」
「ありがとうございます。1週間以内に必ず見つけますんで・・・そしたらすぐに連絡します」
そう云ってはバイクに乗り去って行った。
とりあえず募集をかけておこうね。。。
最初はちょっぴり緊張気味で表情も固まってる
ひょっとしてアタチと・・・
あ、遊んでくれるのかなぁ~
ねぇ~
お手々にナニ持ってんの
えっ
おいしいものっっ
あ~~~
オイチかった
こんなの食べたの初めて
生後3ヶ月半位のMixの女の子
体重 4.6kg
毛色 黒と茶と白のコンビ
毛質 中毛の柔らかめ
性格 最初に会う人物に対してはものすごく威嚇して警戒します。
しかしそこはチビわんだけあって2~3日も経てばすぐに馴れてくれます。
一旦心許してくれれば普通のチビわんとなんら変わりなく無邪気で人懐っこい子に変身!
ワクチン接種済み(8種混合2008/10/15)
駆虫済み(2008/10/18投薬)
ノミ&ダニ塗布(フロントライン2008/10/20)
そしてあれから1ヶ月・・・
からの連絡は未だなし
生後2ヶ月も満たないチビわんや母親わんに対し、ことあるごとに日々虐待を繰り返していただなんて・・・ゆ、許せんっっ
“百叩きの刑”にしたい位、憎き『弱いものイジメの虐待生臭さ坊主ヤロー』・・・Nスーパー近くのH)と言う寺のれっきとした坊主である(いつもは物や人を特定するような事を決して書かない主義なのだが、今回はあえてイニシャルのみ公表させてもらった)
しかし・・・世も末だよ
あ~、もぉ~、この島に住んでいるのがつくづく嫌になっちまっただよ。。。
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・・・が何を思ったか、1993年に突然(?)石垣に移り住む。
1999年
わんの保護活動を目的とした『わんわんclub』を個人的に立ち上げる(・・・でもって、未だに一人きり・・・って、一体どう言うこっちゃ!?)
かに座
O型
怠け者でものぐさなあっし・・・ブログ更新もまめには出来ないと思うので、1週間に1度位の割合で覗きに来て下せいやし☆